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黒字倒産の原因や未然に防ぐ予防策について解説/CIMA税理士事務所

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黒字倒産の原因や未然に防ぐ予防策について解説

黒字倒産は、成長過程にある企業や好業績の企業ほど直面しやすいリスクと言えます。

本記事では、黒字倒産の原因とその予防策について解説していきます。

黒字倒産とは

黒字倒産とは、損益計算書上の利益は出ているにもかかわらず、手元の現金が不足して支払いができなくなり、倒産に追い込まれる状態を指します。

多くの企業間取引では、商品やサービスを提供した後に代金を後払いで受け取る信用取引が一般的です。

そのため、会計上で売上が発生してから、実際に現金が手元に入ってくるまでには、どうしてもタイムラグが生じます。

この入金までの空白期間において、仕入れ代金や借入金の返済、さらには従業員への給与といった支払いを手元の資金で賄えない場合、たとえ帳簿上は利益が出ていても黒字倒産に陥る恐れがあります。

利益はあくまで、売り上げたという記録に過ぎず、実際に現金として手元にあるかどうかとは別問題であるという認識が重要です。

黒字倒産はなぜ起きる?

黒字倒産が起こる理由については、主に以下のようなものが挙げられます。

原因①売掛金が回収できていない

商品やサービスを販売して売り上げが立っても、代金が即座に現金で入ってくるとは限りません。

日本の商取引では、翌月末払いや翌々月末払いといった掛け取引が一般的です。

帳簿上は売り上げとして利益が計上されますが、その代金を回収するまでの間、会社は仕入れ代金や従業員の給与、家賃などを先に支払わなければなりません。

売掛金の回収が遅延したり、入金までの期間が長すぎたりすると、利益はあっても支払いを行うための現金が底を突いてしまい、倒産につながることがあります。

原因②過剰な在庫を抱えている

在庫は会計上、売れるまでは資産として扱われ、費用には含まれません。

そのため、大量に仕入れを行って在庫を抱えても、その時点では損益計算書上の利益は減りません。

しかし、在庫を仕入れるためには現金の支払いが発生しています。

売り上げが伸びることを期待して過剰に仕入れたものの、思うように売れずに在庫が積み上がれば、現金は在庫という形に姿を変えて固定されてしまいます。

これが、利益は出ているのに現金が足りないという状況を招く一因となります。

原因③過剰な投資をしている

事業の拡大を急ぐあまり、多額の現金を投じて設備投資や広告宣伝を行うこともリスクとなります。

機械設備や車両などの固定資産を購入した場合、その支出額全額がその年の費用になるわけではなく、数年間にわたって減価償却費として少しずつ計上されます。

そのため、帳簿上の利益は残りやすいものの、手元の現金は購入時に一気に減少してしまいます。

投資によるリターンが得られる前に、銀行への返済や運転資金が枯渇してしまうことで、資金繰りが一気に悪化するケースは多く見受けられます。

黒字倒産の予防策

黒字倒産を防ぐためには、損益計算書だけでなく現金の流れを支配する意識を持つことが求められます。

具体的な対策を以下でみていきましょう。                                              

対策①取引方法の見直しをする

黒字倒産を防ぐためには、手元に現金のない期間をなるべく減らすことが重要です。

まずは現在の取引先との契約内容を確認し、売掛金の支払い期間を短縮できないか交渉を検討しましょう。

また、新規の取引を開始する際には必ず相手企業の与信調査を行い、回収遅延のリスクを抑えることが大切です。

支払先に対しても、入金とのバランスを考慮した支払い条件の設定をお願いするなど、資金の流出入のタイミングを調整することで、手元の現金を確保しやすくなります。

対策②在庫や資産の適正化を進める

無駄な在庫は黒字倒産の要因となります。

棚卸を通じて長期間動いていない不動在庫や過剰な在庫を早期に発見し、処分やセールによる現金化、あるいは次期以降の仕入れ抑制につなげる仕組みの構築が重要です。

資産をスリム化して不必要な現金の流出を防ぐとともに、使用頻度の低い設備などの売却による資金調達も検討すると良いでしょう。

対策③キャッシュフロー管理を徹底する

利益ではなく現金の動きを管理するために、資金繰り表の作成と運用を徹底することは非常に重要です。

少なくとも数ヶ月先までの現金の出入りを予測し、いつ、いくらの現金が必要になるかを可視化しましょう。

可視化することで、現金の不足を予見でき、融資を受けるなど、早めの対策が可能となります。

試算表の完成を待つのではなく、日々の現金の動きをリアルタイムで把握できる体制を整えることで、経営判断のスピードと精度が飛躍的に高まります。

まとめ

黒字倒産は、スタートアップ時や大きな設備投資をしたときなどに起こりえます。

リスクを回避するためには、資金の管理が非常に重要です。自社の資金繰りに不安がある場合や、キャッシュフロー経営への転換を検討している場合は、財務の専門家である税理士に相談することをおすすめします。

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代表税理士紹介

〜30年の経験を元に、創生・発展・安定・移行に向けた各段階をサポート〜

「CIMA」はスペイン語で「至上」「頂上」「最高峰」などの意味で、英語のpeak、topと同義。お客様を事業経営の「頂上」へ安全に導くため、「最高」のプロッフェショナルサービスを提供したいという思いで命名しました。

平光税理士の写真
代表税理士
平光 康晃(ひらみつ やすあき)
所属団体

東京税理士会

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ごあいさつ

企業の創業から安定経営までの道のりを、ひとつの山登りに例えてみましょう。


ご自分、または親類縁者の協力を得て起業資金を集め、情熱と志をを持って登りはじめる「アーリーステージ」(創業)。あなたの目指す山の頂きは決まっています。さて、目的地までのコンパスと地図はお持ちですか?


現在のご自分の位置と将来の道程を判断し、進む道先を示す正確な情報はお持ちでしょうか?


企業経営を行う上では、企業の財政状態と経営成績に関る情報を正しく分析し、事業を進めなければ頂上には辿りつけません。また、時として予定していた行程を修正しながら進む必要があるかもしれません。中には何か事情があり、「単独行」せざる得ない方もいらっしゃるかもしれません。


山登りに「パートナー」が必要なように、安全な企業経営を目指すのであれば、熟練したシェルパー(道先案内人)の同伴が必須です。


私たちはお客様のシェルパーとして、激動の時代における羅針盤として、「創生」「発展」「安定」「移行」を目指す方々の一助となることを望んでおります。

プロフィール

1959年 広島県生まれ

1986年 早稲田大学大学院商学研究科修了

1989年 税理士登録(東京税理士会豊島支部所属 登録番号:68342)

2014年 平光会計事務所をCIMA税理士法人に改組

2020年 CIMA税理士法人をCIMA税理士事務所に改組

ITコーディネータ経験あり

事務所概要

名称 CIMA税理士事務所
所属 東京税理士会、東京行政書士会
代表者 平光 康晃
所在地 〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目5番1号 CIMAⅠビル3F
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